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■ 革についてのいろいろ ■
なめし(鞣し) 生皮はそのままでは腐敗したり固くなったりしてしまいますが、それを防ぐために塩蔵皮といって塩漬けにして貯蔵され、その加工することを鞣しといいます。

皮と革 動物の表面を覆っている皮を原皮(げんぴ)と呼び、なめしていない状態です。皮が腐らないようになめしたものを革と呼びます。

植物タンニン鞣し牛革 植物から抽出されるタンニン(渋)などでなめした牛革で、渋なめし革ともいいます。

クローム鞣し牛革 薬品を使いなめしたクローム牛革で、衣料やバッグはほとんどこの革が利用されています。タンニンなめしに比べて軽く、切り口が青っぽいグレーになっています。

銀面 革の表側の部分を銀(ぎん)銀面といいます。

革の単位 革を取り引きするときに使う単位はデシ(DS)で、1デシは10平方センチメートル(10×10)cmの面積のことです。動物の革なので、いろいろな形をしていますからこういった単位を使用して、サイズを決めています。

革漉き 革はすべて均一な厚さというわけではなく、部分によって厚さを変えて、適当なふくらみを出したり、縫製しやすくしたりします。その工程を漉(すき)と言い、作品を作る上で重要な工程の一つです。

 
■ その他の革 ■
人工皮革 織物と合成樹脂により天然皮革に似せて作った人工的なものです。表面はウレタンや塩化ビニールなどがあります。人工皮革と本革は、革をつまんでみたときのしわなどで区別できますが、表面に加工(エナメルなど)をしてあるものや、製品になったものを区別するのは経験がないと難しいものです。一般に手のひらを当ててみたときに汗ばむ(人のもつ水分を吸収しない)傾向があるのは合成品です。たくさん革をさわっているうちに、何となく分かると思います。

豚革 表面の毛穴が特徴の豚革は、日本より海外で評価されています。最近は型押しやスエードなどにして利用されています。

アメ豚革 渋なめしの豚革の表面を摩擦して光沢を出したもので、バッグの裏貼りなどに使います。アメ色のものがポピュラーですが、ほかにもたくさんの色があります。

エルク 大鹿の革のことをエルクと呼びますが、肉厚の牛のクロムなめし革を、エルクに似せて柔らかく揉んだものをエルクと呼ぶ場合もあります。

羊皮 羊皮 はヤンピと呼ばれ、明治初期に羊革が初めて輸入されたとき、取引業者であった華僑が用いた言葉がそのまま残って使われています。 銀面を取り除いた部分(羊床)はうすくしなやかで、袋物の裏貼りに利用されます。

ローハイド 原皮を石灰漬けにして毛を抜き、そのまま乾燥させた生皮のこと。昔はカウボーイのズボン(Chaps)の上にはかま状に着用されていました。

コードバン 馬の尻部の革をタンニンなめししたもの。繊維組織が非常に緻密・丈夫で、光沢が美しい高級品です。

シャーク 鮫の皮を鞣したもので、多種多様な自然の銀面を持ち、細かなうろこ状の突起があります。最近では、ウォレットやリストバンドなどに使われているのをよく見ます。わさびをおろすのに使われたりしますね。

パイソン 錦へびの事。斑紋のダイヤモンド型の連続模様をしたものをダイヤモンドパイソ ンと呼び、石垣状の不規則な模様のものをモラレスパイソンと呼ぶ。皮革製品に 使用されるのは錦へびが皮質の丈夫さや大きさの関係で主流を占めています。

オーストリッチ オーストリッチ(ダチョウ)の革には、羽を抜いた痕の丸い突起があり、美しい模様となっています。 皮の質は丈夫で最高級素材とされています。

 
■ 牛革の種類 ■
キップ 生後約1年以内(仔牛)のもの。カーフより、やや厚手になりますが使いやすい上質皮です。

カウハイド 生後約2年の雌の成牛。2歳以上を成牛といいます。

ステアハイド 生後3〜6ヶ月に去勢した雄の成牛。牛革の中で最も多く使用されている。

ブル 生後約3年以上の牡の成牛。皮が最も厚く組織繊維は荒いですが、丈夫な物に向きます。

地生 国内産の牛革。成牛が多く、輸入物よりも同伴でキメが細かく上質な原皮

多脂革 なめす際にオイルを多く含ませた革です。しっとりとした感触があり、しなやかです。牛革がほとんどで、手縫いのバッグなどに利用されることが多いです。

エンボスレザー 表面に型押しを施した革です。爬虫類や動物の模様、花や蝶の模様などたくさんの種類があります。

スエードとヌバック スエードは革の裏側を起毛させたもので、ヌバックは良質の原皮を染色し、表面を起毛させスエード状にした素材です。

牛床(床革) 革を2枚にそいだ場合の銀面のない方を床革と言います。可塑性があり染色も出来るので、造型の素材やバッグなどの芯材などに使われています。nrgでは牛に申し訳ないので、あえてポップな感じで小物に使用しています。


革についていろいろ紹介しましたが、革は自然なものです。人工的なものとはまったく違いますし、同じ革でも一枚ごとに個性みたいなものがあります。(人間も違うように)そんな事を考えながら、革を楽しんでみて下さい。ひとそれぞれ、楽しみ方も違うと思います。革は一生と考える人もいますし、洗濯機でガンガン洗ってしまう人もいます。とにかく可愛がるほどに、自分と一体化してくれると思います。   nrg-ENERGY
 
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